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03月09日-議案説明、質疑、討論、採決-06号

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  1. 白岡市議会 2022-03-09
    03月09日-議案説明、質疑、討論、採決-06号


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    最終取得日: 2023-05-07
    令和 4年  第1回( 3月)定例会            令和4年第1回白岡市議会定例会 第21日令和4年3月9日(水曜日) 議 事 日 程 (第6号) 1、開  議 1、議事日程報告 1、会議録署名議員指名 1、議提案第2号の上程説明質疑討論採決   議提案第2号 ロシアによるウクライナへの侵攻に対する抗議決議 1、散  会〇本日の会議に付した事件 1、議提案第2号 ロシアによるウクライナへの侵攻に対する抗議決議午前8時40分開議 出席議員18名)     1番   石  渡  征  浩  議員       2番   中  村  匡  志  議員     3番   野 々 口  眞 由 美  議員       4番   斎  藤  信  治  議員     5番   山  﨑  巨  裕  議員       6番   関  口  昌  男  議員     7番   松  本  栄  一  議員       8番   中  山  廣  子  議員     9番   菱  沼  あ ゆ 美  議員      10番   渡  辺  聡 一 郎  議員    11番   加  藤  一  生  議員      12番   中  川  幸  廣  議員    13番   細  井     公  議員      14番   大  島     勉  議員    15番   遠  藤     誠  議員      16番   黒  須  大 一 郎  議員    17番   石  原  富  子  議員      18番   江  原  浩  之  議員 欠席議員なし)                                                    事務局職員出席者   齋  藤     久   議 会 事務        小  林  聡  一   書   記                局   長   成  田  幸  子   書   記        藤  原     香   書   記 △開議宣告                                 (午前 8時40分) ○江原浩之議長 ただいまの出席議員は18名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。                          ◇ △議事日程報告江原浩之議長 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付いたしましたとおりであります。                          ◇ △会議録署名議員指名江原浩之議長 日程第1、会議録署名議員指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第83条の規定により、議長において   9番  菱 沼 あゆ美 議員  10番  渡 辺 聡一郎 議員  11番  加 藤 一 生 議員 指名いたします。                          ◇ △議提案第2号の上程説明質疑討論採決江原浩之議長 日程第2、議提案第2号 ロシアによるウクライナへの侵攻に対する抗議決議の件を議題といたします。  提出者から提案理由説明を求めます。  10番、渡辺聡一郎議員。       〔10番 渡辺聡一郎議員登壇〕 ◆10番(渡辺聡一郎議員) それでは、議提案第2号 ロシアによるウクライナへの侵攻に対する抗議決議について、提案理由説明申し上げます。  なお、案文を朗読し、提案理由説明に代えさせていただきます。  議定案第2号ロシアによるウクライナへの侵攻に対する抗議決議  本年2月24日のロシアによるウクライナへの侵攻は、国際法及び国連憲章違反し、アジアを含む国際社会の平和と安全、秩序を著しく損なう暴挙であり、断じて容認することはできない。  既に、この侵攻により、多数の民間人を含む人々の命が奪われている。  また、ウクライナ活動拠点を置く日本企業等現地在留邦人生命及び財産が著しい危険にさらされている事態である。  この侵攻は、力による一方的な現状変更を認めないとする国際秩序根幹を揺るがすもので看過できない。  ここに、白岡市議会は、今回のロシアによるウクライナへの侵攻に対し、強く抗議するとともに、軍の即時撤収及び国際法の順守を強く求める。  以上、決議する。   令和4年3月9日                                   埼玉県白岡市議会    以上、提案理由といたします。 ○江原浩之議長 これをもって提案理由説明を終わります。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。  2番、中村匡志議員 ◆2番(中村匡志議員) それでは、議提案第2号 ロシアによるウクライナへの侵攻に対する抗議決議案につき、4点にわたり質問いたします。  第1点目として、ロシア国際法違反について伺います。平和の祭典であるオリンピックが先月20日に幕を下ろした翌21日、ロシア連邦ウラジーミル・プーチン大統領は、突如としてウクライナ領内ドンバス地域ドネツク人民共和国及びルガンスク人民共和国の独立を勝手に承認し、平和維持活動と称してこの地域に攻め込みました。その3日後の先月24日には、プーチン大統領現地時間の朝5時半に突如として「特別軍事作戦の実施について」なる演説を国営テレビで放送し、ドンバス地域のみならず、ウクライナ全土へと戦線を電撃的に拡大しました。同日中にロシア軍攻撃により、アントノフ国際空港戦い、ズミイヌイ島の戦い、ヘルソンの戦いチェルノブイリ戦いが勃発し、チェルノブイリ原発ロシア軍に占領されました。その後も、スームイの戦い、チェルニーヒウの戦い、メリトポリの戦いキエフ戦いハリコフ戦いと、ロシア軍の激しい攻撃が続き、ウクライナでは軍人のみならず民間人にも多くの死傷者が出ています。この経緯は、我が国としても他人事ではありません。  昭和20年8月15日に我が国ポツダム宣言を受諾し、戦争は終結しましたが、にもかかわらず旧ソビエト連邦は、独裁者ヨシフスターリン共産党書記長の指導の下、日ソ中立条約違反して同18日に…… ○江原浩之議長 中村議員に申し上げます。  議提案第2号 ロシアによるウクライナへの侵攻に対する抗議決議質疑をお願いします。 ◆2番(中村匡志議員) いずれにしましても、この日本領土である北千島南樺太南千島歯舞を次々に武力で占領した、この経緯は、国際法違反攻撃により領土を強奪する点で今回の経緯とそっくりであります。  今月3日には、国連安保理決議2623に基づき、40年ぶりに開催された第11回国連緊急特別総会において、ロシアによるウクライナ侵攻を非難する国連決議ES―11/1が141対5で採択されました。この決議では、ロシアによるウクライナの侵略、アグレッションは、国連憲章2条4項違反であると指摘しています。本議案においても、本年2月24日のロシアによるウクライナへの侵攻国際法及び国連憲章違反していると指摘していますが、これは当該国連決議の趣旨を踏まえたものと捉えてよろしいでしょうか。  第2点目として、ウクライナ国民への人権侵害について伺います。ハリコフ戦いでは、民間施設への無差別攻撃が行われ、住宅、官公庁、大学等まで爆撃対象となりました。とりわけ3月1日にハリコフ州庁舎ロシア軍巡航ミサイルにより爆撃された映像は衝撃的で、もしこれが白岡市役所だったらと考えると絶望的な気分になります。地域のために一生懸命働いてくださる職員さんや議員の命がミサイル攻撃により一瞬で奪われてしまう、こんなことが絶対にあってはなりません。  キエフ戦いでは、テレビ塔が爆撃対象となり、ザポリージャの戦いでは原子力発電所爆撃対象となる等、ロシア軍による民間施設攻撃で多くの民間人が犠牲となっています。これは、ウクライナ国民生命身体等に対する重大な人権侵害であると考えますが、いかがでしょうか。  なお、我が国でも千島樺太戦いソ連軍の捕虜となった日本人シベリアに送られました。シベリア抑留で重大な人権侵害を受けた日本人の数は総数で約57万5,000人と言われます。  第3点目として、ロシア国民への人権侵害について伺います。プーチン大統領率いるロシア政府は、ロシア国民による反戦デモを厳しく弾圧し、今月6日のロシア全土一斉反戦デモでは、69都市で4,900人超が当局に拘束され、先月24日以来の累計では、合計1万3,000人超が当局に拘束されたと報じられています。また、今月4日にはロシア連邦議会が15年以下の懲役刑禁錮刑をもって報道の自由を広範に規制する法律案全会一致で可決し、ロシア国民の表現の自由や知る権利は大幅に奪われています。これらロシア連邦国家行為は、ロシア国民に対する重大な人権侵害と考えますが、いかがでしょうか。  なお、旧ソ連スターリン共産党書記長は、1937年から1938年にかけて134万人以上の大粛正を自国民に対して行ったほか、合計でおよそ2,000万人のソ連国民を粛正したものと推計されています。  第4点目として、ウクライナへの支援について伺います。ロシア不法侵攻に対して、ウクライナ国民は一致団結して戦っており、国際社会においてはウクライナへの支援の輪が広がっています。侵攻の当初にポーランドがウクライナ弾薬提供したのに続き、エストニア、ラトビアは対戦車ミサイルジャベリン」等の兵器や燃料を提供、アメリカもジャベリンや小火器、弾薬提供、さらにドイツは地対空ミサイル「スティンガー」や対戦車兵器弾薬、スウェーデンは対戦車ミサイル、フィンランドは対戦車兵器、アサルトライフル、弾丸を提供しました。  その他、オランダ、ノルウェー、イタリア、ブルガリア、スロバキア、チェコ、カナダ、オーストラリアが武器提供によりウクライナ支援したほか、日本政府も防弾チョッキやヘルメット、医薬品等物資提供によりウクライナ支援しています。  民間では、楽天の三木谷会長ウクライナ政府に10億円を寄附したほか、駐日ウクライナ大使館の募金にも約20億円の寄附が集まっております。白岡市議会としても、ウクライナへの寄附等により具体的な支援を行うべきと考えますが、いかがでしょうか。 ○江原浩之議長 10番、渡辺聡一郎議員。       〔10番 渡辺聡一郎議員登壇〕 ◆10番(渡辺聡一郎議員) 今般のロシア軍によるウクライナ侵攻は、国際秩序根幹を脅かすものであり、国際法国連憲章の重大な違反と考えております。また、ロシアウクライナ侵攻によって様々な人権侵害が起きていると認識しております。よって、この侵攻に対し、白岡市議会として強く抗議し、一日も早い平和的解決を求めるものであります。また、寄附による支援についてお話がありましたが、今回の決議については、議会運営委員会で協議を行い、まずは市議会として明確な意思表明を行うことが重要ということで、内容を決定した次第であります。 ○江原浩之議長 2番、中村匡志議員 ◆2番(中村匡志議員) 先月28日の参議院予算委員会では、外務省の宇山秀樹欧州局長が、北方領土が占拠されていること、今ウクライナで起こっているロシア軍侵攻、いずれも国際法違反であると認識していると答弁しました。もっともロシア不法に占拠しているのは択捉、国後、色丹、歯舞だけでなく、北千島南千島南樺太についても国際法上、何らの根拠がない不法占拠です。  ちなみに仄聞するところによれば、実は日本共産党千島樺太交換条約に基づく千島全島返還論を主張しているそうです。しかし、残念ながら、平成3年12月のソビエト連邦崩壊の際、当時の宮澤喜一首相は何ら適切な行動を取れませんでした。今後の情勢によっては、我が国領土回復の好機が再び訪れるかもしれません。その際には、内閣総理大臣が適切な行動を取ってくれることを期待して、私の質疑を終わります。 ○江原浩之議長 ほかに質疑ありませんか。       〔「なし」と言う人あり〕 ○江原浩之議長 質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終了いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議定案第2号については、委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ございませんか。       〔「異議なし」と言う人あり〕
    江原浩之議長 ご異議なしと認めます。  よって、議定案第2号については委員会付託を省略することに決定いたしました。  これより討論に入ります。  まず、本件に対する反対討論の発言を許します。       〔「なし」と言う人あり〕 ○江原浩之議長 反対討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより議提案第2号 ロシアによるウクライナへの侵攻に対する抗議決議の件を起立により採決いたします。  本件原案のとおり決定することに賛成の議員起立を求めます。       〔起立全員〕 ○江原浩之議長 ご着席ください。起立全員であります。  よって、本件原案のとおり可決されました。                          ◇ △散会宣告江原浩之議長 以上で本日の日程は全部終了いたしました。  本日はこれにて散会いたします。  お疲れさまでした。       散会 午前 8時54分...